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40th記念書籍
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体育 一生付き合っていく体。 だから、自分で感じて自分で作り上げていく

私たちは日々、体を使って過ごしていながらも、どのように体を使っているのかをあまり意識することがありません。当たり前のように歩き、走り、人と握手をし、別れ際に手を振りながら過ごしています。しかしそれらはすべて、動きと動きを自分なりにつないで表現しているということ。体育科の授業は、その体の動きと表現を、一人ひとりが体験的に追求していく時間です。

はじめにやるのは、マット運動。マットに頭を置いて逆立ちをすると、重力と自分の体の関係が強く意識されます。立ちながら、地球とつながってバランスを取る「感じ」がつかめたら成功です。

それから走学習。ただ速く走ることを目指すのではなく、歩くこととの違いを考えたり、歩数を数えて走ったりしながら、走ることにまつわる自分の体感を確認していきます。いずれも、人と比べることにこだわらず、自分の体と向き合って対話するための方法です。

日本の郷土芸能である踊りや和太鼓にも取り組みます。古くから伝わる日本の踊りは、日本人の生産労働の中から生み出されており、その動きを体感することで、理にかなった自然の動きを実感できるのです。太鼓の力を借りて、気持ちやエネルギーが外に向かって解放されていくこともあります。

自分の体を存分に生かした多ような表現の仕方を、さまざまな角度から見つけ、作り上げていく。体育科の授業は、そんな体のありようを自分なりに問い直していく時間です。

〈鬼剣舞〉東北地方などに伝わる、日本の郷土芸能に取り組みます。その多くが日本独自の生産労働の中から生み出されている、日本の踊り。その型に身を投じることで、理にかなった自然な動きを実感します。

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