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教育理念
デジタル学校案内

自由の森学園で生活していく中で 一人ひとりが、つくっていく時間。 見つけていくもの

中学1年 なにもかも初めての1年間。今までの学校とは少し違う毎日が始まります。そこにあるのは、たくさんの人、もの、出来事との出会いを見つける時間です。「授業をつくる」「行事をつくる」。私たちの学校でよく使われる言葉です。この言葉から広がる世界の中で自分の考えを発し、他者の意見を聴き、共に生活を形づくっていきます。 中学2年 個々が「だいたいこんな場所だろう」というイメージを捉え始める2年次。授業や行事を「つくる」担い手として、自立的な働きが強まるのもこの頃。「あれをしたいこれをしたい」という願いを実現し始めるのもこの頃です。その下地となる「自分の意見を伝え、他者の意見を聴く」という交流も、より丁寧なものになっていきます。 卒業まで1年となった、ちょっと特別な春。授業では、今までよりも深く学びを追求する姿があちこちに見られ、誰もが入学したての頃とは変わってきたことを実感していきます。いざ卒業が見えてくると、あれをしないと、これをしなきゃと、自分たちでさまざまな活動を始めます。一人ひとりが中学の「終わり」を作っていくのです。 高校1年 自由の森学園中学を経て入学した生徒にとっては、新たな仲間と出会いに期待する春。高校から入学した生徒にとっては、初めて自由の森の「学び」に触れる春です。「全員でつくる授業」にとまどいを感じるかもしれませんが、それも最初のうち。自分の考えを伝え、人の考えに触れる時間を重ね、クラスも徐々に形づくられていきます。 高校2年 環境に慣れ、広く深く、自由に学びに向き合っていく2年次。授業をきっかけとして、自分で調べものをしたり、学校外で行われる講演会等に参加するなど、個々に学びを広げていく生徒が増えるのもこの頃。
自由選択講座では、一人ひとりが自身の興味や進路を見据えて、学ぶ内容を主体的に選びとっていきます。 高校3年 どのような姿で卒業していくのかイメージを作りながら、学びと向き合う3年次。「いろいろな教科の学びがつながり始めている」。この頃から、こんな声を耳にするようになります。各教科提示される課題は、いずれも私たち自身のことであり、私たちの生きる世界や社会の問題。一人ひとりが学びの中からそう解釈して、自己や世界を見いだしていくようです。