english
3つの道具
デジタル学校案内
2019 入学願書

英語 英語らしい英語の表現から 日常と違う自分に出会う

英語には、文字と音の関係のルールがあります。日本語では「あ」という文字は「あ」と読むことが当たり前ですが、英語では、「a」という文字の名前はエイなのに、他の文字との組み合わせで「ア」と読んだり「エイ」と読んだりします。アルファベットは言葉である前に記号であって、法則を通して読み方が成り立っているのです。

それでは英語という言語が単にそれらの記号の音なのかというと、もちろんそれだけではありません。もともと言葉には音に気持ちをのせて相手に伝える役割があり、さらに英語には、独特のリズムや韻を踏んで発音する面白さがあります。

英語科では、英語を英語として表現する醍醐味を体験するための一つに、英語の劇づくりをする授業があります。役を決めて、各自でセリフを覚え、その人物像にふさわしい立ち居振る舞いについて知恵を出し合いながら考えていくと、英語を話すそれぞれの人物像が生き生きと仕上がってきます。そして「もっと強く息を出して」「音程上げて」と、互いに表現の仕方を確認しながら音読を繰り返すうちに、いつのまにか普段とはちがう表現の仕方をしているそれぞれの自分の姿に気づき始めます。

母語ではない言葉の使い手となることで、ふだんは言えない自分の好きなもの、恥ずかしくて語れない思いをなぜか伝えることもできます。それはきっと、英語のチャンネルに合った新しい表現が一人ひとりの中から沸き上がってくるから。授業は、新しい一面の登場を個々が発見していく時間になります。

〈英語劇〉さまざまなテーマを用いた英語劇を発表します。母語ではない英語を活用して役に没入し、舞台という1つの異空間をつくるためにどうすればいいか?生徒同士で互いに意見を出し合い、リハーサルを繰り返す中で、母語では引き出されることのない、新しい表現に出会います。