新型コロナウイルスに対する
学園の対応について

寮再開後の感染予防の対策と感染者が出た場合の対応について

2020.6.2

　新型コロナウイルス感染症については、いまだ不明な点が多く、有効性が確認された特異的なワクチンは存在しません。国内外の感染状況を見据えると、私たちは長期間、この新たな感染症とともに社会で生きていかなければなりません。

　このため、寮においても「３つの密」を極力避ける、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」など、基本的な感染対策を継続し、感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、寮生活を継続し、生徒ひとり一人の健やかな生活を保障していくことを目指す必要があると考えています。

　その際、感染症対策を徹底しつつも、感染リスクはゼロにすることはできないという事実を前提として、感染者が確認された場合には、迅速かつ的確に対処することができるよう、校医、学校保健室、保健所などと相談のうえ、寮生活における保健管理体制を取っていきます。

　感染者が寮内で確認された場合には、ただちに一斉閉寮を行うのではなく、感染者及び濃厚接触者（同室者）を出校停止とし、感染者は自宅療養か病院・ホテルでの療養、濃厚接触者は自宅または自室で２週間経過観察となります。

　また同時に、感染者や濃厚接触者である寮生が、差別・偏見・いじめ・誹謗中傷などの対象にならぬよう、十分な配慮・注意を行っていきます。

　このような状況下、各ご家庭、各個人のご意見など多々あることと承知しておりますが、保護者の皆さまにおかれましては、ご理解とご協力の程、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。