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新型コロナウイルス感染症への学園の対応について 【保護者の皆様】新型コロナウイルス感染症に関する連絡のお願い
  • 2021/8/8・9 学びの森(中学生対象)
  • 2021/8/8・9 学びの森(小学生対象)
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▶ 校長・理事長メッセージ

中野 裕 中学校 校長

中野 裕
中学校 校長

学校という場所では、さまざまな人や多くの出来事に、偶然的に出会います。日常生活の中で、目の前に現れていることにびっくりしたり、そのことが「いったいどうなっているんだろう?」という疑問に置き換わって、もっと知りたくなっていく。大人たちが用意したものを順序よく正しく修得しさえすればよいということはありません。図らずも自分自身の持ってしまった「疑問」が、用意された正しさとうまくかみ合わない場合が多いのです。

必要なものは、時間です。中学校というちょっと大人になりはじめていく場所で、子どもたちのもつ疑問や思考にそこにいる多くの人たち------教師も生徒も保護者も------が一緒に寄り添う時間をつくることで、みんながそれぞれ大きくなっていく。そんな学校を目指しています。

菅間 正道 高等学校 校長

菅間 正道
高等学校 校長

自由の森学園は、子ども・若者たちが市民として育つのに欠かせない「深く、豊かに、ともに学ぶ」ことを追求してきた学校です。一人ひとりの生徒のみなさんには、他者と出会い、交わることで生まれる喜びを、たくさん経験してほしいと思います。

アメリカの発達心理学者・エリクソンは「基本的信頼(basic trust)」の重要性を説きました。幼少期に他者や世界への安心感が生まれれば、自己に対しても自尊感情を育むことができるというものです。これは、アイデンティティーを確立する青年期においても、あるいは生涯を通じても大切な要素とは言えないでしょうか。

自由の森学園にも温かな信頼関係を醸成する、さまざまな時間や場があります。一人ひとりが、自由に感じ、考えたことを交換し、学びあう授業の場。100を超える選択講座やスタディツアーに行事づくり。体験学習や課外活動と、じつに多種多彩です。

安心して発話し、誰かに頼ったり、あるいは自分を受け入れたりといった体験・経験は、学園を巣立った後も一人ひとりを支え、励ますものだと思います。そして「自分の人生は生きるに値する」と信じ、他者とともにより良い世界を切り拓いてもらえるなら、こんなに嬉しいことはありません。

鬼沢真之 理事長

鬼沢 真之
理事長

自由の森学園は必ずしも「自由な」学校ではありません。込められた意味を正確に言うならば、「自由への森」「自由を獲得するための森」「自由への意志を育てる森」と言えます。単に、学校が変わって、束縛から解放されたことだけでは自由にはなれないのです。

私たちを縛り付けているものは、校則やテストだけではありません。自分でも気付かない囚われ、先入観や偏見から自由になることは本質的であり、とても大事なことです。高校で学ぶということは、学問や芸術との出会いによって精神的な自由、心の自由を獲得していくという営みなのだと僕は考えています。

そして今、世界で幅を利かせている「自由」は力の強いものにとっての「自由」であって、多くの人々の「自由」ではないということです。競争に勝ち残れる勝者だけの自由が本当の自由ではありません。僕には国や企業の国際的な競争に学校や教師、保護者までもが飲み込まれているように見えます。自由の森学園は、自由であろうとする、自由を獲得しようとするみんなの森でありたいと思います。