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▶ 校長・理事長メッセージ

中野 裕 中学校長

中野 裕 中学校長

学校という場所では、さまざまな人や多くの出来事に、偶然的に出会います。日常生活の中で、目の前に現れていることにびっくりしたり、そのことが「いったいどうなっているんだろう?」という疑問に置き換わって、もっと知りたくなっていく。大人たちが用意したものを順序よく正しく修得しさえすればよいということはありません。図らずも自分自身の持ってしまった「疑問」が、用意された正しさとうまくかみ合わない場合が多いのです。

必要なものは、時間です。中学校というちょっと大人になりはじめていく場所で、子どもたちのもつ疑問や思考にそこにいる多くの人たち------教師も生徒も保護者も------が一緒に寄り添う時間をつくることで、みんながそれぞれ大きくなっていく。そんな学校を目指しています。

新井 達也 高等学校長

新井 達也 高等学校長

自由の森学園は、自由と自立への意志を育てることを大切にしています。学校名に「自由」という言葉がついているため、生徒や教員は、この「自由」というものを絶えず意識しながら学校生活を送っています。そして、この「自由」の奥深さや難しさを実感しながら、「自由とは何か」ということを考え続けているのです。

一方、「自立」についても同様です。学校名に「自立」の文字がついていませんが、自由の森学園において、とても大切にしているテーマです。この「自立」ということは、学校卒業後にどのように自立して生きていくかということだけではありません。学校で学ぶことを、自分自身でもう一度しっかりととらえ直していくこと、つまり「自立的に学ぶ」ということと関わっているのです。自由の森学園は「自由と自立の森学園」と言っていいかもしれません。

鬼沢真之 理事長

鬼沢真之 理事長

自由の森学園は必ずしも「自由な」学校ではありません。込められた意味を正確に言うならば、「自由への森」「自由を獲得するための森」「自由への意志を育てる森」と言えます。単に、学校が変わって、束縛から解放されたことだけでは自由にはなれないのです。

私たちを縛り付けているものは、校則やテストだけではありません。自分でも気付かない囚われ、先入観や偏見から自由になることは本質的であり、とても大事なことです。高校で学ぶということは、学問や芸術との出会いによって精神的な自由、心の自由を獲得していくという営みなのだと僕は考えています。

そして今、世界で幅を利かせている「自由」は力の強いものにとっての「自由」であって、多くの人々の「自由」ではないということです。競争に勝ち残れる勝者だけの自由が本当の自由ではありません。僕には国や企業の国際的な競争に学校や教師、保護者までもが飲み込まれているように見えます。自由の森学園は、自由であろうとする、自由を獲得しようとするみんなの森でありたいと思います。