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A Happy New Year

2020 年 新年のごあいさつ
理事長 鬼沢 真之

新年、あけましておめでとうございます。

学園は開校35年を経て、40周年に向かって歩み始めました。

この数年、教職員の若返りも徐々に進み、実践の中にも新たな創造性と活力があふれてきたのを実感しています。これも日頃から学園を支えていただいた皆様のおかげです。

昨年は、教育行政が大揺れの一年でした。

詰め込みと暗記の学力からの脱却を旗印とした大学入試改革がその制度設計のずさんさからとん挫し、たくさんの高校生が振り回される結果となりました。教育現場や当事者の声をよそに、上から変えようとした失敗です。当事者である多くの高校生がおかしいと声を上げたことも注目されました。自ら考え、主体的に行動する市民を育む教育は、テスト対策によって成し遂げられるものではなく、日常の教育実践そのものだと思います。

世界では、地球温暖化に対する危機感が高まり、とくにスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんの発言が注目されました。「未来がないのに学校で学ぶ意味は何か」という問いは教育に携わる私たちが真剣に受け止めなくてはならないものだと感じます。持続可能な社会をどのように作っていくのか、学校教育はそのために何を担っていくべきか、自由の森学園においてもさらに考えていきたいと思います。

一方、首都圏でも想像以上の気象災害が頻発しています。台風被害で電力供給が何日も途絶えるという地域があったことは他人事ではありません。山がちな学園環境であり、当然起こりうることを考え、今年はバイオマスボイラーと同時に最低限の非常用発電の設備を整えることを検討しています。これによって食料と水の確保、寮における熱供給が可能となると考えております。

本年も引き続き、ご理解とご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

2020 年 元旦     鬼沢 真之