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 5日間という短い会期でしたが、来場者数は約230名、毎日開催したワークショップも好評で、多くの方にご参加いただきました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 「素材いろいろ」が今回のテーマでしたが、32名の作家それぞれの個性が光る作品が並び、見応えのある展示空間となりました。1階は事務局企画として「景色」をテーマに展示、6名の作家が色々な素材、様々な色でそれぞれの思い描く景色を見せてくれました。 3階は写真から始まり、映像、絵画、染織、陶芸と異なる素材でありながら、作品のコンセプトなどが緩やかにつながる展示となりました。4階は工芸作品が中心でしたが、同じ素材でも作家によってどう制作へのアプローチが異なるか、比較しながら楽しめる空間になったと思います。 今回、初出品の作家が8名もいた事も大きな喜びでした。例年20〜30名の作家が出品していますが、毎回少しずつ顔ぶれが変わるため、この9年間の出品作家総数は74名にもなります。これからもJiyucolorの輪がさらに広がり、作家の層が厚くなっていくよう願っています。 来年の展覧会もどうぞお楽しみに!Jiyucolor 自由色とは「Jiyucolor 自由色」は、アーティストとして活躍する自由の森学園の卒業生、アーティストを目指す卒業生をサポートする団体です。2014年に設立され、活動の一環として毎年展覧会を開催しています。https://www.facebook.com/jiyucolor@jiyucolor 自由の森学園は1985年の開校以来、点数で人間を序列する教育を排し、優れた授業によって若者を育てる教育を目指し続けています。自由の森学園は、特定の企業や資産家によって創立された学園ではありません。新しい教育を目指す多くの市民の方々の協力によって創られている学園です。 時代の大きな曲がり角にさしかかっている今、ぜひ多くの皆様にさらなる学園の教育へのご支援をお願いできればと思います。ご協力のほどよろしくお願いいたします。インターネット決済にて寄付を受け付けております。学園サイト内、「ご支援のお願い」をご覧ください。Webでバックナンバーが読めますCopyright © 2023自由の森学園中学校・高等学校 All Rights Reserved. 本誌掲載の写真・図版・記事等の無断複写・転載を禁じます。寄付と学園債ご協力のお願いEditor in chiefEditorial staffDesignerWritersPhotographersIllustratorCoordinatorWebmasterProofreaders 発行:2023年2月9日発行人:鬼沢 真之・菅 香保・菅間 正道発行元:自由の森学園中学校・高等学校357-8550 埼玉県飯能市小岩井613番地TEL:042-972-3131発行協力:自由の森学園の教育を支える会印刷所:(株)サンニチ印刷 Printed in Japan季刊 もりのあと 2023 冬号 第40号片岡 聡(Haruniresha)鬼沢 真之/ 石井 徹尚/ 則松 文子 / 新井 雄大片岡 聡増谷 茂樹 / 住田 千恵 / 佃 舞永 岩澤 修平 /五十嵐 佳代 / 只野 ヒロキ / 石井 徹尚永野 徹子藤原 敏新井 励小林 伸子 / 佐藤 浩一(ruderal) /片岡 麗(Haruniresha)自由の森学園はユネスコが推進する「ユネスコスクール」に加盟しています。ISSN 2436-8733「Jiyucolor 2022 ―素材いろいろ―」11/11(金)〜16(水)ターナーギャラリー(東京都豊島区)9回目のJiyucolor展が終了しました

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