どんな状況でも
私たちの教育であり続けること
君たちに伝えたいことがあるんだ
「遅れたカリキュラムを進めるためのオンライン」ではなく、あくまでも生徒の学びに向き合う気持ちを中心に置いて考えるー。それはJIYUTubeにもリモート授業の取り組みにも言える、軸となるものだったのではないでしょうか。
そしてそれは、普段から教員一人ひとりに「生徒と向き合い、教えることを模索する自由」があり、それを足場にした授業に取り組み続けていたことに起因するように思います。
オンラインの取り組みがあったからこそ、リアルでの授業が渇望され、「登校再開後のホームルームが、感動的にさえ思えた」との教員の声も聞かれました。
突然オンラインによる教育活動に向き合うことになった、2020年。その中で再確認した「君たちに伝えたいことがあるんだ」という教員の思い。「生徒の学びのために何ができるか」を考え続ける姿勢。環境の激変を強いられても変わらないその在り方に、自由の森学園の教育の根幹にあるものを、関係者の多くが実感できたのではないでしょうか。