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公開研2019 10/23(土)
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「主体的・対話的・協働的」に教師と生徒が学ぶために

2020年を挟んで、学習指導要領が大きく変わります。最終段階では、文言そのものは消えたものの、「アクティブラーニング(的視点)」や「コンテンツ・ベースからコンピテンシー・ベースへ」「カリキュラム・マネージメント」など、カタカナ語の氾濫に、現場は戸惑いを隠せません。なるほど「主体的・対話的・協働的学び」は、本学園においても従前から大事にしてきた学習形態ですし、それを謳うことに異論はありません。

一方で、国内外のさまざまな計測可能な「テスト」競争に適応するための学習が多くの現場を覆っていることも事実です。そもそも教師自身が「主体的・対話的・協働的」にしごとができているのか。この時代に「何を」「なぜ」「どのように」学ぶべきなのかを探求する「心のゆとり」があるのか。「上からの」かけ声と現場のかい離は甚だしい。

このような状況のなか、現場は何を羅針盤にこの荒波をかいくぐり、目指すべき方向を見定めて航海を続けていくのか――容易に「解」は見えてきません。

しかし、だからこそ、授業づくり・教育課程づくりの試行錯誤を率直に公開し、旺盛に批評を受け、ともに議論し、学校づくりに還流していく太いながれをつくる作業を地道に続けたいと思います。

今まで何度も本校の公開研究会に足を運んでくださった方も、はじめての方も、ともに「あるべき教育の姿」を語り合う、探求的な場づくりにご参加・ご協力いただければ幸いです。

心より、みなさんのご参加をお待ちしています。

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