自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2023
9/70

【テーマ学習】「多様性」コース「気候変動」コース13年度末に行われる学習発表会は、自分たちが経験してきた「学び」や、学ぶことの「楽しさ」を下の学年に伝える場でもあります。【 森の時間 –林業– 】学年を横断して、さまざまなフィールドワークを行う総合学習の場です。学校周辺の森林で林業体験をしたり、林業に関連する産業の現場に出かけたりもします。【 森の時間 中学集会 】定期的に中1から中3までが一堂に会し、いつもの学校生活で気になっていることや疑問を自由に話す場です。司会や書記としてこの場を進めていくのも2年生が中心となります。卒業生のもとを訪れ、在校中から今までの話を伺い、自由の森を通して見えてくる生き方に触れる学習です。造園家やバレエダンサー、自由の森の教員になった皆さんに話を伺いました。1年から3年まで毎週1回、ネイティブスピーカーの教員による英語の授業が行われます。発音を中心に英語の学びを深める機会です。「卒業生にインタビュー」コースコースに分かれて、何を学ぶか、それを知るためにどうすればいいか考え合い、授業を生徒がつくり上げていきます。昨年は5つのコースが作られました。【 森の時間 –稲作– 】稲作にも取り組みます。稲の生長を見つめることはもちろん、田んぼの生きものにも出会うなど、1年をかけて田んぼの表情とその環境に触れていきます。2年終盤には修学旅行づくりの議論をしたり、卒業式づくり、入学式づくりを引っ張ります。「自分たちが行事をつくっている」という意識が高まるこの頃、もしかしたらちょっとした瞬間に、誰もが少しずつ3年生になっているのかもしれません。「うどん」コース「食品ロス」コース地球環境全体に影響を及ぼす問題である、食品ロスの問題について、学年でアンケート調査をしたり、学校の食生活部へのインタビューを行う中で、学びを深めていきました。学校がある、武蔵野の地域で盛んだったといわれる、うどん文化を調べました。飯能の街にあるうどん店を調べて比較したり、うどんの歴史を掘り下げて考えました。LGBTQについて調べるコースです。「パートナーシップ制度」を導入している世田谷区役所の方に話を聞いたり、国として進めている取り組みについて調べました。深刻さを増す、気候変動の問題を取り上げました。世界では同世代の人たちも声をあげ始めているこの問題。世界のさまざまな取り組みを調べ、学びを深めました。つくっていく時間。見つけていくもの。つくっていく時間。見つけていくもの。

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る