自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2023
20/70

考えることを広がる世界Science理科理科<選択土曜自然>学園の中央部にある「ビオトープ」。多様な生物が息づき、人々の文化や暮らしを長く支えてきた武蔵野の森と水場を再現し、教材として活用している。<考察の時間>「何が起きたの? どうして?」。実験で起こった現象をクラスで共有し、検証することで、身近な物質や世界に潜む法則や謎を解き明かしていきます。24 「どうして人の指は5本あるのに、豚の足の指は4本なの?」「どうして塩は電気を通さないのに、塩水は電気を通すの?」「どうしてりんごは落ちるのに、月は落ちてこないの?」私たちを取り巻く自然界は、不思議な現象で満ちあふれています。 過去に生きた科学者たちは、数々の「どうして?」を解き明かすために、時間をかけて自然のありようを検証し、それぞれの時代を代表する発見や法則を導き出してきました。自由の森学園の理科の授業は、そのバトンを受け取りながら、一人ひとりが自分なりの新しい発見に出会っていく時間です。 「生物」では、例えば、豚の足の骨格標本を作り、そこから広がる世界を探ります。「化学」では、いろいろな粉末や液体に電気を通す実験をし「どうして?」と出発点に小さな発見の中から、大きな仕組みをのぞく体験

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る