自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2022
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自由の森学園で生活していく中、一人ひとりが自由の森学園で生活していく中、一人ひとりが学校から名栗までの約24kmを6時間かけて歩く、ナイトウォークを行います。江戸時代から昭和初期まで、筏師(いかだし)が歩いた道のりでもあることから、中1で間伐した木材を使って筏も作りました。【 森の時間 飯能ナイトウォーク 】他者からの評価を軸とした考え方や行動をとらえ直し、自分自身が考え、感じることに向き合っていく時間の始まりです。 なにもかも初めての1年間。今までの学校とは少し違う毎日が始まります。そこにあるのは、たくさんの人、もの、出来事との出会いを見つける時間です。 「授業をつくる」「行事をつくる」。私たちの学校でよく使われる言葉です。この言葉から広がる世界の中で自分の考えを発し、他者の意見を聴き、共に生活を形づくっていきます。 個々が「だいたいこんな場所だろう」というイメージをとらえ始める2年次。授業や行事を「つくる」担い手として、自立的な働きが強まるのもこの頃。「あれをしたいこれをしたい」という願いを実現し始めるのもこの頃です。その下地となる「自分の意見を伝え、他者の意見を聴く」という交流も、より丁寧なものになっていきます。 卒業まで1年となった、ちょっと特別な春。授業では、今までよりも深く学びを追求する姿があちこちに見られ、誰もが入学したての頃とは変わってきたことを実感していきます。 いざ卒業が見えてくると、あれをしないと、これをしなきゃと、自分たちでさまざまな活動を始めます。一人ひとりが中学の「終わり」をつくっていくのです。中学2年中学1年中学3年「つくる」時間に「つくる」時間に出会う生活をはじめる出会う生活をはじめる「したい」を叶えるための「したい」を叶えるための関わり合いをとらえていく関わり合いをとらえていく卒業という区切りに卒業という区切りに穏やかに向き合っていく穏やかに向き合っていく例年、7月頃に沖縄に行きます。前半は沖縄の文化・歴史・自然・現代を学ぶコースに分かれて、「どこで」「何を学ぶか」から、グループでつくりあげていきます。事前学習を経て現地に赴き、さまざまな体験や交流を通して、一人ひとりが自分の考えを深めていくことを大切にしています。【修学旅行】7

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