自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2022
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中高いずれも3〜4人の相部屋です  「自分達の暮らしは自分達で決めていく」というスタンスで、寮生が自治で生活をつくっていく寮。基本的に大人は関わりませんが、午前から夕方までは日直、夕方から朝までは寮監のスタッフが在寮。寮生の皆さんをサポートします。 高校から入学し、寮生になりました。家は埼玉ですがスムーズな経路がなく、電車通学だと片道3時間かかるんです。寮には関西や鹿児島の離島など全国から生徒が集まり、みんな思いおもいのスタイルで過ごしています。ギターを弾く人、読書する人、アルバイトに出かける人、キッチンでお菓子を作る人、本当にいろんな人がいます。出身地、生活習慣ともバラバラだから、毎週のミーティングでは一人ひとりの意見にじっくり耳を傾けて考えを共有します。言いにくいことも率直に伝える一方で、重要なことほど結論を急がず、話し合いを大事にしています。私も多様な考えに刺激を受けつつ、自分の意見を言えるようになりました。 個人的な相談ごとがあれば、夕食後にフラッと寮監室へ。寮監さんたちの年齢や経歴もさまざまで、それぞれの経験に応じたアドバイスがもらえます。学校の愚痴から進路まで気軽に話せて、心を軽くしてから部屋に戻れます。 朝はおいしいごはんが待つ食堂が目覚めるモチベーション。笑顔で迎えてもらい、焼きたてパンや好きなおかずを選んでいると気持ちが上がるんです。フレンチトーストの日はみんな早起きしていましたね。 多彩な人たちと密に関わり、新しい自分が見つかるのが寮生活のいいところ。物事の見方が直線的だった私が、ちょっとクネクネした視点を手に入れられたかなあと思います。みんなで生活をつくるためのミーティング 毎週ある「全体ミーティング」のほか、学年、フロア、部屋単位でさまざまなミーティングがあります。集団としてどう快適に暮らしていくか話し合いを重ね、誰もが健やかに暮らせる寮を日々つくりあげていきます。暮らし方さまざま。「週末は家」もOK。いろいろバラバラのみんなだから話し合ってつくりだす毎日は楽しい自然の力で生活を営む 今年度より、薪を焚いてお湯を沸かす「バイオマスボイラー」が、すべての寮の暖房と給湯を担っています。現在は専門家が薪割りと焚きつけを担当していますが、少しずつ作業を生徒に移行する予定です。地域の間伐材から、熱という形で自然の力を受け取り、暮らしの営みに活用する取り組みです。56飯田 真由さんIida Mayu高校3年放課後に、飯能市内に習い事やアルバイトに行く人もいます。また埼玉、東京、神奈川など比較的近くに家がある寮生の中には、週末は家に帰って過ごす人も。集団生活でも、一人ひとりの生活を大切にします。

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