自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2022
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学園周辺の樹木を採取した「さく葉標本」と、採取した草木で染めた染物の展示。地域の生きものに出会う体験を通して、環境を多角的にとらえる、持続可能な開発のための教育「ESD(Education for Sustainable Development)教育」を推進する高校選択講座「小岩井生態学」の取り組みです。ます。すると「電気を通す物質と通さない物質がある」ことがわかり、「それなら電気を通す物質の中には何があるの?」ということが気になり始めます。「物理」では、ニュートンの研究を追体験します。地球に物を引き寄せる力があることに気がつく中で、地球と月と太陽の関係を実感する。そうすると今度は、宇宙全体の仕組みに思いをはせられるようになります。 手を動かしながら体験し、その中で出会う不思議さを自分の言葉で考えていくと、「どうして?」はどこまでも終わりません。理科の授業は、この一生続くことになるかもしれない「どうして?」の土台を、みんなで一緒につくり上げていく時間です。<生物>アステカ文明から品種改良までをひとつの物語に。対象の事柄について断片的な知識に留まらず「丸ごととらえる」という事を大切にした授業。<選択土曜自然>学園の中央部にある「ビオトープ」。多様な生物が息づき、人々の文化や暮らしを長く支えてきた武蔵野の森と水場を再現し、教材として活用している。理科Science20

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