自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2022
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自由の森学園の授業中学生が、高校生が、「偽りのない今」を生きるための授業をつくり続ける 生徒には、一人ひとりの心の自由と、学びたいことを学ぶ自由がある。そして一方の教師にも「生徒と向き合い教えることを模索する自由」がある。そんな両者が、点数評価という一面的なものの見方に囚われず、人間として向き合い、ともに授業という場をつくっていく。その関係は、学び、体験する時間を共有することで成り立ちます。つまり授業の中で、個々が自分で問いをたて、自分なりの答えを探る過程で出会う「感動」を分かち合うことで築かれていくものです。 教室の中で、繰り返し問われていくことがあります。「あなたはどう考える?」「あなたはどう感じる?」「あなたにとって友達とは? 社会とは?」そして、「あなたはどんなふうに生きていきたいと思う?」。 問いの答えを導きだしていく中では、ありのままの自分を見つめ、その心もとなさに気づいて立ち止まることもあります。しかしそれは、「偽りのない今」を自分の力で生きているという証。授業を通して生まれた言葉や表現はそれぞれの心に根を張って、率直に悩み、深く思考する喜びを心に残していきます。16

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