自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2022
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美術・木工選択講座・飯能地域研究マレーシアサバ州の教育庁、アーメダシャー高校の皆さんと。薪割り機をテスト中。生徒による運用を目指しています。「再生可能エネルギー100%電力」の供給を「再生可能エネルギー100%電力」の供給を受けています受けています学校寮で、バイオマスボイラーが学校寮で、バイオマスボイラーが稼働を開始しました。稼働を開始しました。アーメダシャー高校アーメダシャー高校(マレーシア・ボルネオ島)(マレーシア・ボルネオ島)との交流が始まりますとの交流が始まります×TOPICSTOPICS 現在、自由の森学園は2014年より再生可能エネルギーによる電力を購入しています。2016年に「みんな電力」からの購入に切り替え、2019年度からは同社より100%再生可能エネルギーの電力を購入しています。中学/森の時間・稲作 マレーシア、ボルネオ島の高校生たちとの交流を目指し、現地の教育庁、アーメダシャー高校と調整を重ねています。今後、学校間の交流にくわえ、ボルネオ島におけるアブラヤシのプランテーション、焼畑、森林火災の問題などの環境問題に触れるスタディツアーの可能性を検討しています。 今年の1月より、薪を焚いてお湯を沸かす「バイオマスボイラー」が、すべての寮で暖房と給湯を担っています。地域の間伐材や、材木を加工した端材から、熱という形で自然の力を受け取り、暮らしの営みに活用する取り組みです。12 飯能は、都市部と山間部が非常に近い位置にある地域です。「飯能地域研究」や「林業」などの授業では、それぞれの地域を形づくる文化や人々と密接に関わり、その在り方や歴史を学びます。また、地域の福祉施設や保育施設といった施設での実習を行う授業、「福祉の現場」にも取り組んでいます。 原木から作品を見出す「木工」の授業。草花を煮詰めた染料で作品を製作する「染織」。1年を通して近隣の田畑で耕作する授業や、土壁の素材を作って小屋を建てる授業、近隣の民有林の間伐を行う「林業」など、私たち人間が生活の中で活用してきた「自然」と向き合う授業があります。 学校周辺の自然を継続的に観察する選択授業「小岩井生態学」をはじめ、田畑を耕して作物を収穫する通年の「農業」の授業などがあります。中学校では、学校周辺の山々を巡ったり、稲作を行い、収穫した米で餅をついたりするなど、自然を生かした活動が展開されています。「都市」と「山間部」の地域に「都市」と「山間部」の地域に関わり複眼的に社会の仕組み関わり複眼的に社会の仕組みを知る授業を知る授業人間が自然の中から人間が自然の中から受け取り活かしていくものを受け取り活かしていくものを知る授業知る授業「自然そのもの」を味わい「自然そのもの」を味わいながら体験的に自然の在り方をながら体験的に自然の在り方を学ぶ授業学ぶ授業

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