自由の森学園 中学校・高等学校 学校案内 2021
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カバディ カバディは、インドやバングラディッシュなど南アジア諸国で伝統ある国技として親しまれているスポーツです。 単純なルールの中に、一筋縄ではいかない戦術。「カバディカバディ…… 」という特徴的なかけ声とは裏腹に、激しいボディコンタクトも伴います。個人技術とチームワーク、様々な運動要素が要求されます。2月の学生大会出場を目指して、一緒にカバディの魅力を追求します。ここ数年は、本講座を履修した卒業生が日本代表に選ばれて世界で活躍しています。スピードもフィジカルも。連動して動く作戦は、高度なチームワークを要求されるカバディ。それでいて誰もが楽しめるゲーム性を併せ持つスポーツです。日本屈指のサンバチームの面々と共にサンバを楽しむ、浅草サンバカーニバル。衣装もほとんどが手づくりです。サンバ ブラジルの伝統的なイベント「リオのカーニバル」で有名なサンバ。この音楽に使われているさまざまな楽器に触れます。練習を重ねていく中で、基本的なリズムをマスターし、「バツカーダ」と呼ばれる打楽器だけのアンサンブルを作り上げていきます。夏には、国内最大のサンバイベント「浅草サンバカーニバル」に出演しています。地元を訪れて踊りに踊るスタディツアーに興奮! 和太鼓に興じたり、踊りで身体を動かしたりしながら、日本各地で育まれてきた文化を知ることができるのが「日本の芸能」です。スタディツアーでは岐阜県を訪れ、徹夜おどりといわれる「郡上(ぐじょう)おどり」を体験してきました。さすがに徹夜はしなかったものの、夜の10時頃まで踊りっぱなしでした。 和太鼓やお囃子、盆踊りなどの民俗芸能が好きで、中学から郷土芸能部と民族舞踊部にも所属しています。地元でも伝承が難しくなってきてる日本の芸能文化を実践するだけはなく知識も身に付けたいと思って、その入り口になるような「古文・漢文鑑賞」「農業」といった選択講座も選んでいます。 選択授業は自分の興味に合わせて履修できるだけでなく、外のリアルな世界を知る機会にもなります。個人で地方のコミュニティに飛び込むのはハードルが高いですが、授業の一環なら入りやすいですよね。今は進路選択を前に、沖縄の芸能を学べる大学を考えているところです。日本の芸能岩井 路加 さんお互いの呼吸を感じながら叩く「島太鼓」は、お気に入りの演目のひとつ。高校3年わたしの選んだ講座は240

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