季刊もりのあと別冊2020
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ら抽出したコチニールという色素や、植物で草木染めをするなど、生物との関連が見出せます。ほかにも「農業」や「種」といった生物と人間の営みについて考える講座があり、現在の私の学びにつながっています。 地球で生きていく上で自然や生物を理解することは不可欠だと感じています。そして高校や大学を単なる通過点と考えず、自分の好奇心を突き詰めて体験や学びを満喫したい。できれば大学を出ても生物に関わっていきたいですね。 自由の森ではユネスコスクールのネットワークを通じてボルネオの高校と提携し、現地で環境学を学べる講座を準備しているそうです。私はもう卒業してしまいましたが、都合をつけて同行したいな、と思っています。浅草サンバカーニバルでのワンシーン。テーマ決めから練習、衣装づくり、そして真夏の本番までおよそ10ヵ月。率直に言って根気も体力も必要だが、夢中になる生徒は多い。5

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