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英語

協同学習の中にあるつながり合いを大切に

今、世界の中では、英語で話す人の80%以上がネイティブスピーカーではないといわれています。アメリカやイギリスなどに限らず、様々なバックグラウンドをもつ英語話者がいる世界の中で私たちが目標とするのは、アメリカやイギリスなどの英語を正しい英語ととらえてそこに縛られるのではなく、自分たちの発する英語に自信をつけていくことです。一人ひとりが「私の英語」という存在を認めるきっかけを得ることは、英語のコミュニケーションの扉を開く第一歩となるのです。

授業では、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能を培うことを大切にしながら、世界で起きている事実を見つめ、文学作品などの世界にも触れます。母語を離れて物事を想像し、未知なるものを創造し、考えを深めていく時間は、英語の授業という枠に留まらず、物事を見つめる新しい視点を獲得することにもつながります。

「学び合い」を大切にした協同学習は、自分とは異なる考えに出会う場。目の前にいる他者と共に、一人では難しいと思える課題を乗り越える中で、主体的な関わり合いを通して育まれるものを実感する時間です。

〈グループによる協同学習〉
グループごとに音読して、和訳します。人によって和訳に違いが出てきて、それぞれの解釈が異なることを実感していきます。分からないことをグループ内で聞き合い、物語の理解を深めていきます。最後には、劇発表も行います。

中学の授業と選択授業を担当しているカナダ出身のALT(外国語指導助手)もいます。中学校ではTeam Teaching (TT)を行っており、授業担当者に加えてもう一人の教員が生徒をサポートします。分からないことがあったときなどに気軽に質問しやすく、安心して授業に参加することができます。