何かを作り上げる情熱と感動が育む
“豊かな表現力”

自由の森学園では、さまざまな学校行事が開催されます。
そのほとんどは生徒が主体となり、一人ひとりがアイデアを出し合い、自分の役割を考えてそれぞれが担当する仕事に取り組みます。
学校行事が近くなると、実行委員会が立ち上がり、クラスや学年、時には全員でアイデアを出し、話し合いを重ねていきます。 行事のコンセプトづくりから、プランニング、準備、実行、まとめまで、学年に関わらず、6学年が一体となって作りあげていきます。
みんなを喜ばせる楽しさと気持ちを知り、出し物や構成を考える、定めた目標に向かって困難を乗り越えていく情熱と感動が感性を高め、豊かな創造力を育んでいきます。

「2007年度 中学・修学旅行」の場合

準備

実行委員会設立
話し合いの進め方や進行管理、情報の共有化を図るための生徒たちによる実行委員会が組織される。実行委員長、副委員長、議長、書記などを選出。
第1次企画書提出
企画の立案者から修学旅行の企画書を提出され、実行委員会で検証。単に企画を批判するのではなく、より充実したものにするために、企画の実現性や学習テーマとの矛盾点についてさまざまな角度から検証を重ねる。
第2次企画書提出
第1次企画書の中から実現可能で学習テーマと合致するコースについて、より具体的な内容、予算、旅行工程を含めた企画書を再提出され、実行委員会で細部に至るまで検証。
プレゼンテーション
学年集会で各企画の立案者が自分の企画についてのプレゼンテーションを行う。
投票
投票用紙には選んだコース名のほか、なぜ自由の森学園の修学旅行としてふさわしいと思うのか、その理由も記入。コースごとの希望者数に偏りがある場合には話し合いを重ね調整を行う。
事前学習
各コースの内容に関連する特別授業が教師によって開催され、各自がより深い学びにするための個別学習を行う。またホームステイ先へのあいさつの手紙や電話など、事前に交流を深める。
パンフレットの作成
各コースの学習テーマのほか、スケジュールや持ち物、注意事項などをまとめた冊子を作成。

実行

旅行の実行
自分たちで設定した内容に沿ってスケジュールを消化。そこで学んだもの、感じたことをノートに書き込んでいく。旅程の途中、全体で集まってプチ報告会を開き、各コースの感想を聞くことで学習したことを共有。

まとめ

報告会
在校生や保護者向けの報告会を開き、修学旅行で学んだことを報告。
まとめの冊子づくり
修学旅行の準備から、内容、まとめに至るまでの全過程、感じたこと、学んだことを中心にまとめた192ページの冊子を作成。