自由の森学園中学校・高等学校 学校案内2018
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カバディ飯能地域研究スタディアブロード カバディは、インドやバングラディッシュなど南アジア諸国で伝統ある国技として親しまれているスポーツです。 単純なルールの中に秘められた戦術。「カバディ カバディ…」という特徴的なかけ声とは裏腹に、激しいボディコンタクトも伴います。個人技術とチームワーク、様々な運動要素が要求されます。2月の学生大会出場を目指して、一緒にカバディの魅力を追求します。昨年は、本講座履修の卒業生が日本代表にも選ばれました。 学園のある飯能市に目を向けて、地域の持つ可能性や直面している問題について掘り下げていく講座です。さまざまな角度から地域を捉えた資料を元に学習を進め、街を歩いて現地調査を行います。 最近は、研究した内容を土台にして、「自由の森学園の高校生が案内するエコツアー」と称して、飯能市が主催するエコツアーに、企画団体として参加しています。 昨年は、市で行われた「飯能プランニングコンテスト」にも参加し、大学生や社会人と一緒に飯能の活性化について考えました。 10月に約2週間、カナダ西海岸バンクーバー島のキャンベルリバーという町にホームステイをします。現地の学校に赴き、小学生、中高生との交流を行いますが、その内容は毎年生徒の手づくり。どんな交流をするのか、履修した生徒たちは、春から話し合いをはじめて、こつこつと準備を進めていきます。スピードもフィジカルも。連動して動く作戦は、高度なチームワークを要求されるカバディ。それでいて誰もが楽しめるゲーム性を併せ持つスポーツです。市内にある白髭神社にて。高句麗から渡来した王族がこの地で建郡する場面の寸劇をエコツアーで披露。参加者の皆さんからも温かい拍手をいただきました。現地での体験はもちろん、事前の準備の時間、帰国後に体験してきたことをまとめる時間も大切。豊かな交流の中で、一人ひとりが「自分の英語」に出会います。42

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