自由の森学園中学校・高等学校 学校案内2018
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持続可能な開発のための教育へ「自然そのもの」を味わいながら体験的に自然の在り方を学ぶ授業人間が自然の中から受け取り活かしていくものを知る授業「都市」と「山間部」の地域に関わり複眼的に社会の仕組みを知る授業 学校界隈の自然を継続的に観察する選択授業「小岩井生態学」をはじめ、動物を飼う授業のほか、田畑を耕して作物を収穫する通年の農業の授業などがあります。また、八ヶ岳などで本格的な登山をしたり、カヌーを手作りする授業で相模湖や西湖に出向いたりと、学校を離れて行う野外活動もさかんに行われています。 原木から作品を見出す「木工」の授業。草花を煮詰めた染料で作品を製作する「染織」。1年を通して近隣の田畑で耕作する授業や、土壁の素材をつくり小屋を建てる授業、間伐林の伐採にのぞむ「林業」など、私たち人間が生活の中で活用してきた「自然」と向き合う授業があります。 飯能は、都市部と山間部が非常に近い位置にある地域です。「飯能地域研究」や「林業」などの授業では、それぞれの地域を形づくる文化や人々と密接に関わり、その在り方や歴史を学びます。また、地域の福祉施設や保育施設といった施設での実習にも、積極的に取り組んでいます。自由の森学園は自然エネルギーを中心とした電力を採用しています本学園は、太陽光やバイオマスなどの自然エネルギーを中心とした電力によって運営されています。現在の社会が抱える問題に対して、学校運営という側面から私たちが実践できることを推進していこうとスタートした取り組みです。選択講座・小岩井生態学美術・木工選択講座・飯能地域研究中学/森の時間・稲作12

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